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《False Island》ENo.1856 ラウラ・コローナ の中身が駄々漏れしています(侍
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10.23.10:49

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  • 10/23/10:49

07.10.01:01

10日目の日記・・・・・・間に合わなかったorz

パーティーから一人離れ、物資補給のためにとある店に向かうことにした。

アルトリアは胡乱げな目でこっちを見ていたが、どうせ「一人で隠れて、お肉を食べる気じゃ・・・」とか考えているに違いない。
視線には気付かない振りをする。

アイナに向かって(目は合わせられない)「すぐ戻るから」と告げ、踵を返す。

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

・・・・・・先日の一件(Eno1512の10日目の日記参照)以来、どうも彼女の顔をまともに見ることができない。
全身の血流が早くなっていく。
まさか、とは思うが・・・。
肖像画は、俺の数少ない趣味でやってたことだが、喜んで貰えて何よりだった。
とりあえず、そういうことにしておこう。

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

最近、島内の銃使い仲間らが良く訪れる店へと向かう。
あの店はおおよそ、個人で扱う分には充分すぎるほどの消耗品が、いつでも豊富に置いてあるという不思議な店だ。
+斜+まぁこの島では、不思議な事など何もないのかもしれないが。-斜-
ともかく、わざわざ自分で作るより手間もかからないので最近は専らこちらでの購入が主だ。
・・・格安なのも捨て置けない理由だが。

大通りを抜け、脇道を入る。
利用者もそう多くはないから自然、大通りを一本入ったところにあったりする。

さて、今日は掘り出し物でもあるか。
―――思考に嵌っていたのと、店のドアが見えたことで、すっかり油断していた。

ドンッ

「きゃっ…ごめんなさいね~、ぼ~っとしていましたわ~」
不覚にも、同じく通りを歩いていた女性と衝突してしまった。
お互い、歩いていたのが幸いしてか、体勢を崩しただけで済んだ。

「いや、こちらこそ――――貴様っ」

―――いや、それだけで済まなかった。
ぶつかったのはよりにもよって、昨日・・・だけに限らずその前も、俺の任務の邪魔をした女だった。
ヤツは一緒ではないようだが。

・・・ちっ 今のうちに仕留めるか!?

刹那の思考。
向こうも同じような結論に至ったのだろう。
得物を取り出した。
斧が意外なほどの輝きを放つ。

・・・・・・正直、光はあまり得意ではないんだが。

すかさず間合いを外す。
武器の特性上、相手の間合いに入ってもいいことなどない。
ましてや相手は一撃必殺を旨とする攻撃が主体だ。

思考を戦闘行動に合わせる。
精神を研ぎ澄ます。

まずは先手を取って3連射。

――不意を付いた1発目こそ当たったものの、さすがに全部は当たってくれない。
イヤな流れだ。

女はその身に輝きを纏い始め、そのままこちらへ、無造作とも思えるほど躊躇なく踏み込んでくる。

思わず応射。

・・・読まれていた。
間合いを詰められ、一撃を覚悟した――が、今度は女の方が舌打ち。
事情は分からんが、助かったのでとにかく再び間合いを取る。

・・・今度はやたらとでかい物を投げてきた。
思わず大きく跳び退ったので、当たる事はなかったが――あれは玩具なのか?
ともかく、その投擲で大きな隙ができた。
ここが勝機と、ひたすらに――

連射連射連射
       リロード
          連射連射連射

全部で10発撃ったところで止める。
再びリロードしつつ間合いを取る。
足止めに、更に1発。

残弾が心許なくなったが、それだけの価値はあった。
さすがにかなり効いたようだ。

後は、こちらの敏捷を活かした手数を増やす。
一撃はそう強くないが、その分確実に当てる。
―――獲物を追い詰める狩人のように。
女の攻撃。
そう何度も当たるような攻撃ではない。

形勢不利と見たか、女が素早く撤退を始めた。
足止めをかける間もない。
「ヤツから手を引け!そうすれば止めは刺さん!」
俺の叫びは聞こえたかどうか。
中々鮮やかな引き際だった。

ああいう手合いが一番面倒なのは経験上、嫌というほど知っている。
そして、こんな事では懲りない事も。

負った傷は、まぁそれ程深くはないようなので、応急手当で充分だろう。
―――傷は目立たないように隠しておかなければ。
そう思いながらようやく、本来の目的を果たすべく、店のドアを開けた。


まったく、今日はとんだ買い物日和だ。

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

件の店で、ちょっとした掘り出し物を見つけたので、新たに予備の銃を組み立てた。
あくまで予備銃だが、小型・軽量と、取り回しが容易なので割と好みの銃ではある。
少々懐が寒くなってしまったが、これがあるとないとでは大分違うので、必要経費と割り切る。
ついでに、ついさっき酷使したばかりの方にも整備を施してから店を出た。

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

集合場所にと、決めておいた魔法陣に向かうと、二人は既に待っていた。
・・・途中の“買い物”については、特段触れる必要もないだろう。
ばれなければ、だが。

とりあえず、標的と定めたヤツらもここから出たのは間違いないらしい。
アイナ曰く、魔力の残留形跡は間違いなくヤツのものだそうだ。
本当に助かる。

・・・・・・最近、『聖杯』が他にもあるという噂を耳にしたが、真偽の程を確かめている余裕はない。
あれこれと注意を向けていては、この島で生き抜くことすら困難だろう。

俺は夜を狩る猟犬
      考えるのは俺の仕事ではない
                   愚直なまでに
                         獲物を・・・エモノを・・・
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